- 令和ロマンってどんなコンビ?M-1GP2024の結果は?
- テレビ出演を断っていると言われているけど、本当?
『M-1グランプリ2024』の決勝戦に出場したお笑いコンビ「令和ロマン」。
令和ロマンは言わずと知れた”昨年のM-1王者”であり、今年は「史上初の2連覇なるか!?」ということで話題になっています。
ただ「去年のM-1を観ていない」という人にとっては、どんなネタをするのか気になりますよね。
そこで、ネタやM-1の成績など詳しく調査してみました!
令和ロマンって何者? 経歴やM-1の成績は?
令和ロマンのプロフィール
https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=6646
- コンビ名:令和ロマン(れいわろまん)
- ボケ:髙比良くるま(たかひらくるま・写真左)
- 生年月日:1994年09月03日
- 出身地:東京都 練馬区
- 趣味:ビールとベーコン/ベイスターズ応援/ファッション/分析
- 特技:ラインアウト(ラグビー)/Em(ギター)/言語化
- 東京NSC23期
- ツッコミ:松井ケムリ(まついけむり・写真右)
- 生年月日:1993年05月29日
- 出身地:神奈川県 横浜市
- 趣味:卓球/ベース/動物雑学/動物園巡り
- 特技:バックハンド(卓球)/スラップ(ベース)/巨大化
- 東京NSC23期
- 所属:サンミュージック
- 結成:2018年4月(6年目 ※記事投稿時)
- M-1最高成績:優勝(2023年)
- 第45回ABCお笑いグランプリ 優勝
M-1で優勝している他、関西の権威ある賞レース「ABCお笑いグランプリ」でも優勝するなど、その実力の高さは折り紙付きのようですね。
準決勝もストレートで突破し、史上初の2連覇がいよいよ現実味を帯びてきました。
M-1で優勝した翌年も出場したのは「NON STYLE」「パンクブーブー」
そもそも王者が再び出場することはM-1のルール上問題ないのでしょうか。
答えは「問題ない」です。
M-1にはそれを制限するルールはありません。
ちなみに過去にも歴代王者が再び出場した例は3度あります。
いずれの王者も再出場では決勝戦のファイナルラウンドまで進み、その強さを再び印象付けた形になっていますね。
優勝翌年も出場したのはNON STYLE(2008年優勝)とパンクブーブー(2009年優勝)の2組ですが、いずれも連覇とはなりませんでした。
ですので今年、令和ロマンが優勝となれば、史上初の2連覇という快挙を成すことになります。これは大いに注目したいですね。
M-1元王者たちがこぞって絶賛らしいけどどんなネタ?
今年の3回戦の動画を公開
こちらの動画は、M-1GP2024 3回戦の模様です。
ボケの髙比良くるまが、ツッコミの松井ケムリの口を見ながら「あれ、今日全部親知らずじゃない?」という奇抜なつかみを披露。爆笑とともにここで一気に会場の期待値が上がります。
その後、くるまの「2027年には芸人が法律で禁止されるから一般企業で働く練習をしておこう」という突拍子もない発言をきっかけに、くるまが代表を務めるベンチャー企業にケムリが入社した設定のネタが展開されます。
設定に入るときのケムリのセリフ「よし、職を失ったぞ」が令和ロマンお決まりの流れのようで、過去には「よし、オリンピックに出たぞ」などテキトーな入りがクセになります。
気になる方はYouTubeでぜひご覧ください。
M-1元王者のノンスタ石田・銀シャリらが昨年の決勝戦のネタを絶賛
令和ロマンは昨年の決勝戦ファーストラウンドでは、トップバッターでネタを披露しました。
このときの彼らについて、2008年のM-1チャンピオンであるNON STYLEの石田さんが次のように絶賛しています。
賞レースでは、無駄撃ちになるかもしれないボケは入れないほうが得策なのに、そんなことは気にしていないがごとく、くるまくんがダダダーッとしゃべり続けた。それはステージに登場して一発目、「相方の(松井)ケムリくんのヒゲ」について、つかみにしては長すぎるくらい話したところからそうでした。
あまりにも人間っぽいナマ感が強い漫才を見せられてしまったので、その後に続く漫才が作り物っぽく見えてしまったくらいです。
(中略)
令和ロマンの勝因は、所作や展開を通じて、大胆さや余裕、いい意味で場を「舐めている」感、漫才を「おもちゃにしている」感、人間を見せている「生っぽさ」が出たことです。ただひょっとしたら、そういうふうに見せたほうが笑ってもらえるだろうという計算に基づいたブラフかもしれませんが。
それにしても、すべての所作がスムーズで、ちょっと生意気そうやのにお客さんを味方につけるのも上手い。とにかく堂々としていて、危なっかしいところがない。結成6年の芸歴で、あの域に達しているのは末恐ろしいとすら思いました。
PRESIDENT Online
結成6年目だったとは思えない堂々とした立ち振舞いや、生っぽい漫才が面白さの要因とのこと。
また2016年王者の銀シャリの2人は次のように話しています。
鰻 緊張が見えなかった。普通、緊張するもんやと思うんですけど。1週間くらい前から「楽しみです!」みたいなノリで。
橋本 ものすごく戦略的でしたよね。トップバッターになったから、お客さんに話しかける系のネタにしたとか。いろんな傾向のネタを準備しておいて、順番や流れによってネタを変えていました。新しい戦い方やなと思いましたね。
NEWSポストセブン
元M-1王者たちにここまで言わしめる令和ロマンの漫才を、再び決勝戦の舞台で観られるのが楽しみですね。
コンビ結成のいきさつ/コンビ名の由来は?
コンビ結成のきっかけは慶応大学のお笑いサークル
2人は慶應義塾大学の先輩後輩の仲(ケムリが1学年上)であり、共にお笑いサークル「お笑い道場O-keis」に所属していました。
「当時やる気だけは無駄にあった」というくるまは、10組ものコンビを組んでいたというが、全相方から”プロには行かない”と言われたそうです。
ちょうど同じ頃に、別のコンビを組んでいたケムリも相方からプロ行きを断られたそうで、それを知ったくるまが「お父さんの後ろ盾がある、磐石なお金持ちの松井さんについていこうかなあ」と狙っていたそうです。
そして、ケムリが3年生でくるまが2年生の時、飲み会の席でふと2人になりその流れでコンビ結成にいたりました。
コンビ名の由来は、あのM-1元王者
彼らの最初のコンビ名は「魔人無骨(まじんぶこつ)」。これはケムリの考案で、「エゴサーチをしやすいように世の中にない言葉がいい」という理由からだそうです。
ただ、フライヤー(イベントを告知するチラシのようなもの)ではとにかく漢字を間違えられたり、怖そうと言われたりしていたため、2人ともいつか変えたいと思っていたそう。
しかし、改名することへの小っ恥ずかしさもありなかなか踏ん切りがつかなかったそうですが、そんな中、強く背中を押してくれたのが、2015年のM-1王者である「トレンディエンジェル」のたかしさんでした。
「たかしさんはいい意味ですごくズケズケ言ってくる方なんで(笑)、すごいフレンドリーに、絶対変えな!って」と強く改名を勧められた2人。
さらにそのとき一緒にいた、平成ノブシコブシの徳井健太さんから「新元号をつけたら?」というアドバイスもあったそう。さすが”旧元号”のコンビ名で売れっ子になった芸人さんのアドバイスというだけあって、説得力がありますね。
そんな先輩たちからの助言をきっかけに、2019年5月1日、元号が平成から令和に変わるタイミングで『令和ロマン』に改名したのでした。
令和ロマンの出演番組は?テレビ出演を断っているって本当?
直近の出演予定のテレビ・ラジオ番組
2024年12月17日〜12月24日の期間で、テレビ番組表とラジオ番組表を検索してみました。
さすが昨年のM-1王者というだけあって、観ない日がないというくらい出演していますね。
テレビ出演を断っているって本当?
本人たちが「テレビ出演を断っている」と発言したことが昨今ネットニュースになり、大きく話題となりました。
この発言について、2024年8月30日に放送された「しくじり先生(ABEMA・テレビ朝日)」に出演した令和ロマンが「誤解もある」と弁明しています。
ほんとはテレビに出たいけど、なんだかんだあって出られない流れになってしまったのが真相のようですね。
ファンからすると、テレビでもYouTubeでも劇場でもいろんな所で観られると嬉しいですが、人気者がゆえにオファーも多いはずですから、体調にだけは気を付けてもらいたいですね。
まとめ
ということで、令和ロマンのプロフィールやネタ、M-1の成績などについてまとめました。
今年のM-1で史上初の2連覇となるのか、楽しみにしましょう!
コメント