『M-1グランプリ2024(ABCテレビ・テレビ朝日系列)』の決勝戦が12/22(日)午後6時30分から生放送されます。
今年特に話題となっているのは「松本人志さんの代わりの審査員は誰なのか?」ということですね。
松本さんは芸能活動を休止中のため審査員の席につく可能性は低く、新たな審査員が代わりに入ることが予想されます。
松本人志さんの代打となるとそれなりの人物が期待されますが、一体誰が選ばれるのか気になりますよね。
そこで、いま世間で候補に挙げられている人やその理由などを詳しく調査してみました!
今年のM-1をより楽しむ参考になると思いますので、一緒に予想していきましょう。
M-1グランプリ2024決勝戦の審査員 | 松本人志の代わり候補は誰?
実力と人気を兼ね備えた超売れっ子芸人たちが候補に!
石田明(NON STYLE)
超有力候補と言われているのがNON STYLEの石田明さんです。
2008年のM-1王者であり、2015年のM-1決勝戦と、2023年の敗者復活戦では審査員を務めるなど、とてもM-1に近しい存在だといえます。
またNSC(よしもと総合芸能学院)では講師を務め、今年は漫才論を綴った書籍を出すなど、漫才に対する熱心な姿勢はよく知られるところです。
こういったことから視聴者や関係者から見ても、石田さんが決勝戦の審査員になるのはごく自然に感じるため、最も可能性が高いと筆者は予想しています。
若林正恭(オードリー)
オードリーの若林正恭さんも有力候補の一人です。
2008年のM-1では敗者復活から見事準優勝に輝き、翌年から大きくブレイクしました。
今年2月には東京ドームにて「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」というラジオイベントを開催。5万3千人のリスナーを集め、ライブビューイングと配信を含めるとなんと合計16万人ものファンを熱狂させるなど、伝説級のイベントとなったのは記憶に新しいです。
そのイベントでは30分にもおよぶ漫才を披露するなど、人気タレントとなった今でも漫才に対する熱量を常に持ち続けています。
そんな若林さんに審査されたいと思う後輩も多いはずなので(本人は否定していますが)、審査員への期待の声は大きいのでしょう。
ただ本人はラジオでよく「人のことを言うほどの人間じゃないから」「まともな人間じゃないと思ってるから」と発言しているため、オファーがあったとしてもなかなか快諾しないかもしれませんね。
さらに今年はオードリーが所属するケイダッシュステージから「トム・ブラウン」「ヤーレンズ」の2組が決勝戦に進出しているため、若林さんの人柄的に審査が余計に難しくなるでしょう。
そういう観点でも、若林さんが審査員を務める可能性は低いと筆者は考えます。
山内健司(かまいたち)
かまいたちの山内健司も有力候補者に名を連ねています。
M-1の決勝戦に3回進出し、2019年は見事準優勝に輝くなど輝かしい実績を残しています。
また2017年にはキングオブコントで優勝。2021年〜2024年はキングオブコントの審査員を務めるなど、審査員としての実績も申し分ないです。
キングオブコントの審査では、結果的に優勝や準優勝となる芸人に漏れなく高得点をつけており、他人のネタをジャッジする力を十分に備えていると言えます。
筆者の予想ではノンスタの石田さんと山内さんのいずれかが新しい審査員になる、と考えています。
大悟(千鳥)
千鳥の大悟さんも候補に挙がっています。
M-1では決勝戦に4回、準決勝に5回進出するという超ハイレベルな実力を持つ千鳥。
現在も数々の冠番組を持つなど、人気も知名度も抜群です。
ベテラン漫才師のトミーズ雅さんも番組で「今、ちゃんとおもろいことをやってる」という理由で大悟さんを推しています。(同時にかまいたちの山内さんも推しています)
可能性としては十分に考えられるでしょう。
松本人志に肩を並べる大物芸人トップ2もノミネート
太田光(爆笑問題)
大物芸人の中で有力候補に挙げられている一人が、爆笑問題の太田光さんです。
政治・芸能・スポーツなどあらゆる時事ネタをズバッと斬る漫才を得意とし、また毎年放送されている「THE MANZAI マスターズ(フジテレビ)」では毎年大トリを務めるほど、その実力の高さは誰もが知るところです。
審査員にふさわしい経歴・実力・人気を兼ね備えており、多くの期待の声が挙がっています。
しかし先日行われた「日本ネーミング大賞 2024」にて、M-1審査員の可能性について記者から質問された際、本人がこう言及しています。
「僕は審査員をできる器ではないので」「僕がやったら大変な批判がくる」
このことから「本人が望んでいない」という見方も強いです。
たしかに普段テレビで見せるキャラクターは自由奔放で、コメントを求められたら暴走してしまいそうなので、相方の田中裕二さんや、妻で事務所社長の太田光代さんなど、コントロールしてくれる人がいない場所で真面目に審査員を務めるのはイメージしづらいですね。
ただ太田さんのことですから、世間の裏をかいて出演するという可能性は十分にあるため、確率は五分五分といったところでしょうか。
内村光良(ウッチャンナンチャン)
大物芸人から有力候補に挙げられているもう一人が、ウッチャンナンチャンの内村光良さんです。
芸人としてはもちろん、数々の人気番組でMCを務め、俳優としても活躍する、言わずもがな超一流タレントの内村さん。
特筆すべきはかつての人気番組「内村プロデュース(テレビ朝日)」にて、若手芸人を次々に発掘・再生しブレイクのきっかけを生み出していったという、後進育成力が凄まじいことです。
例えば、「ゲッツ!」でおなじみのダンディ坂野を発掘し、TIMのレッド吉田、ふかわりょう、そして有吉弘行の再ブレイクのきっかけも、この「内P」と言われているほど、内村さんが芸人を見る目にはかなり定評があるそうです。
後輩芸人からの信頼が厚い内村さんが審査員であれば、決勝戦に出場する芸人らも納得するのではないでしょうか。
ただ強いて言えばウッチャンナンチャンは「コント師」であるため、M-1の審査員を務めることに違和感があるかもしれません。
キングオブコントの審査員を務めていればその流れでM-1も、となりそうですが、これまで内村さんはキングオブコントの審査員は務めていません。
太田光さんと同じく、こちらも可能性は五分五分でしょうか。
松本人志が出演する可能性はあるのか?
ここまで松本人志さんの代わりとなる候補者を挙げてきましたが、SNSではこんな声も聞かれます。
今年のM-1にまっちゃんが出てくれたら最高に面白いけどな
松本人志さんが出演するという可能性を考えるファンもいるようですね。
とある記事ではテレビ関係者がこのように話しています。
松本本人も出演に意欲を示していたと聞きますし、事務所も関係各所と復帰のタイミングを相談していました。
主催の朝日放送テレビ内部にも、“M-1審査員によるテレビ復帰”を期待する声も多いと聞きます。
M-1決勝戦のタイミングで松本人志復帰となれば、話題性は抜群で視聴率も跳ね上がることでしょう。
しかし、筆者はこの可能性は極めて低いと考えます。
最大の理由は、松本さん自身が「『出場者の邪魔をしたくない』と考える」だろうと思うのです。
M-1は島田紳助さんと松本人志さんが、漫才の普及を目的に立ち上げた番組です。そのため、漫才および漫才師の明るい未来のために今も続けていると言えます。
そんな”漫才の聖域”を、自身の復帰の場にして話題をさらうというのは、本人が望まないのではないでしょうか。
事実、キングオブコントで初回から昨年大会まで審査員を務めてきた松本さんでしたが、今年の大会では出演することはありませんでした。(代わりの審査員はシソンヌのじろうさんでした)
もしかしたら審査員としてではなく、優勝が決まったあとに一言コメントを添えるために中継で出演する、というのはあるかも知れませんが、それでも松本さんの印象が強くなりすぎるので可能性は低いですね。
ファンとしては出演を期待したいところですが、様々な事情でなかなか難しいのかもしれませんね。
審査員はいつ発表される?
ここまで審査員の候補者を挙げてきましたが、実際の審査員はいつ発表されるのでしょうか。
発表は12/15(日)
「M-1グランプリ20回記念俺たちだって面白い!1万組のエントリー物語」(午後0:55〜 テレビ朝日)
の番組内にて!
12/15(日)には、M-1グランプリ2024の事前番組「M-1グランプリ20回記念俺たちだって面白い!1万組のエントリー物語(午後0:55〜 テレビ朝日)」が放送され、同番組内で、決勝戦・敗者復活戦の審査員が発表されることが告知されています。
一体どんな顔ぶれとなるのか、注目して観てみましょう。
まとめ
ということで、「M-1グランプリ2024」決勝戦の審査員候補者とその理由などについてまとめました。
新たな審査員が加わる可能性は高く、例年以上に注目される大会となるはずです。
ぜひ楽しみに待ちましょう!
コメント