- トム・ブラウンってどんなコンビ?M-1GP2024の結果は?
『M-1グランプリ2024』の決勝戦に出場したお笑いコンビ「トム・ブラウン」。
強烈なキャラクターも定着し、すっかり人気者の彼らですが、「じつは漫才を見たことがない」という人にとってはどんなネタをするのか気になりますよね。
そこで、ネタやM-1の成績など詳しく調査してみました!
トム・ブラウンって何者? 経歴やM-1の成績は?
https://www.kdashstage.jp/profile/archives/23
- コンビ名:トム・ブラウン(とむぶらうん)
- ボケ:布川 ひろき(ぬのかわ ひろき・写真左)
- 生年月日:1984年1月28日
- 出身地:北海道札幌市
- 趣味:ギザ10円集め、aikoのことを調べる
- 特技:足ツッコミ、九九
- 資格:講道館柔道初段、落語協会落語通検定3級、プロ野球エキスパート検定5級、日本将棋連盟認定5級
- ツッコミ:みちお (みちお・写真右)
- 生年月日:1984年12月29日
- 出身地:北海道札幌市
- 趣味:ロボットアニメ、映画鑑賞、歴史、ゲーム、スポーツ
- 特技:スノーボード、相撲、柔道、素手でフルーツを潰してミックスジュースを作る、少年紙を素手で真っ二つに破く、Y字バランス、股わり
- 資格:講道館柔道初段、全日本スキー連盟スノーボード検定1級
- 所属:ケイダッシュステージ
- 結成:2009年1月12日(15年目 ※記事投稿時)
- M-1最高成績:決勝6位(2018年)
- キングオブコント:準々決勝進出(2019,2020,2021,2022年)
M-1では2018年に決勝6位に入賞。その後も2度準決勝に進出していました。
そして今年は結成15年目ということでM-1ラストイヤー。果たして最後に自己最高成績をつかむことはできるのでしょうか。
狂気でありながらも進化を続けている合体ネタとは?
こちらの動画は、M-1GP2024 3回戦の模様です。
ボケのみちおが「カニ、ブチッ!!」とカニを引きちぎるマイムから入るという、のっけから狂気丸出しのつかみを披露。
そしてネタはというと、みちおが「ゴリラを3体合体させて、15リラを作りたいんですよ〜」という謎の発言から、「5リラです!5リラです!−5リラです!合体!」「どうなっちゃうんだ〜?」「5リラ!」「ダメ〜〜!」という、解説不能な掛け合いを展開。
狂気に満ちたみちおの言動と「合体!」「ダメ〜〜!」のフレーズ。これがトム・ブラウンの漫才なのです。もはや文字で解説するのは不可能かと思いますw
2018年のM-1決勝戦でもこの異常形態の漫才を披露し、絶大なインパクトを残したトム・ブラウン。今年も同様の漫才で3回戦を突破していますが、ファンのコメントによると徐々にマイナーチェンジを重ねているようです。
トム・ブラウン、原点回帰!これまた教育に良いし、何より布川さんの動きがめちゃくちゃ洗練されている!!複雑なネタでも、分かりやすいように工夫されていて、ラストイヤーの意地を感じた。
トムブラウンの進化が止まらない😂ダチョウ倶楽部のように待ってました!それそれ〜と、皆が期待してお家芸で笑うところからの進化が凄いです
トムブラウンは進化し続けているのが凄い‼️️
トムブラウンおめでとうすぎる、本当に嬉しい。単独で見て今年1番笑ったあのネタをぜひ決勝でぶちかまして欲しい。
この合体ネタがクセになるファンも多いようですね。
しかもファンの見解によると、これは今年の本ネタではないようで、どうやらイチ推しの本ネタが決勝戦で披露されるのではないかと期待されています。
気になる方はYouTubeでぜひご覧ください。
コンビ結成のいきさつ/「合体ネタ」のきっかけは?/布川はなぜロン毛?
本当はプロのスノーボーダーになりたかったみちお
2人は共に北海道出身で、札幌東陵高校の柔道部の先輩後輩の関係です。(布川が1学年先輩)
高校卒業後はお笑いの道に進みたいと考えていた布川はみちおを誘いますが、「プロのスノーボーダーになりたい」という理由で断られたそうです。
結局布川は別のコンビを結成して札幌よしもとに所属。その後解散し、「ぬのかわひろき」名義でピン芸人としてのキャリアをスタートさせます。当時は北海道のローカル番組に出演するなどの活動をしていました。
一方のみちおは高校卒業後、山小屋で働きながら専門学校に通い、スノーボードのインストラクターの資格をとるなど、プロスノーボーダーへの夢を追いかけていましたが、同時に周りのプロ志望者のレベルの高さに愕然としたそうです。
「周りのプロ志望の人たちは、爆薬で起こした雪崩をかいくぐりながら滑ったりして、レベルが違いました。」
自分は上には行けないと感じたのか、みちおはここでプロスノーボーダーへの道を諦めます。
そのころ布川は「東京でお笑いをやりたい」という気持ちが芽生え始めており、ちょうど友人から「みちおがスノーボーダーを諦めた」と聞いていたので、声をかけたそうです。
みちお「一度断った僕を誘ってくれたので、そのときは素直にうれしかったですね。テレビで(布川が)頑張っている姿を見ていましたから」
ビッくらぼんの365日・芸人日記(18)
布川の誘いに応じ、芸人への道を歩み始めたみちお。こうしてめでたく「トム・ブラウン」が誕生したのでした。
「合体ネタ」のきっかけはホラー映画
彼らの代名詞である「合体!」「ダメ〜〜!」のネタはどのように生まれたのでしょうか。
布川「合体ネタのアイデアを持ってきたのはみちおです」
みちお「ハエと人間が融合するアメリカの映画「ザ・フライ」からも影響を受けました。ホラー映画がめちゃくちゃ好きなんです」
布川「そこに『ダメ〜〜!』というツッコミを僕が足しました」
みちおの趣味であるホラー映画がきっかけで生まれた合体ネタ。みちおが終始狂気に満ちた表情をしているのも、ホラー映画が影響しているようですね。
ネタ作りの担当は決めておらず、2人で話ながら詰めていくスタイルだそう。
ちなみに芸名の「トム・ブラウン」は、野球漫画「やまだたいちの奇蹟」(1991年〜1994年 少年ジャンプ掲載)に出てくる外国人選手の名前だそうです。
布川のロン毛は先輩・オードリー若林の助言から
みちおの狂気さが目立つトム・ブラウンですが、布川の風貌もなかなかにクセが強いですよね。
元々は短髪だったという布川。しかしあるとき事務所の先輩であるオードリー若林からアドバイスをもらいます。
「布川は変なツッコミをするし、性格も人とは違うよね。髪型を変えるだけでも全然違うかもよ。」
この言葉をきっかけにロン毛のウィッグをつけて劇場に出たところ、いつもよりめちゃくちゃウケたそうで、それ以来ロン毛スタイルを続けてきたそうです。
さすがは若林さん、オードリー春日さんのキャラクターをプロデュースしているだけあって、芸人のキャラの立て方を熟知していますね。
ちなみに今はウィッグではなく地毛のロン毛のようですね。
トム・ブラウンの出演番組は?
2024年12月20日〜12月27日の期間で、テレビ番組表とラジオ番組表を検索してみました。
さすが売れっ子芸人。1週間で4本もの全国放送に出演予定です。M-1グランプリの前に「漫才PARTY7(日テレ)」でも漫才を披露するようなので、ぜひチェックしておきたいですね。
まとめ
ということで、トム・ブラウンのプロフィールやネタ、M-1の成績などについてまとめました。
M-1ラストイヤーの今年はどんな成績を残せるのでしょうか、楽しみにしましょう!
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